2006年05月09日

カヌー製作備忘録・グルー

canoeglue0.jpg

久々のカヌービルドメモ。
ステッチ&グルー工法のグルー(接着)工程です。

接着剤はエポキシ樹脂。ホームセンターなどで普通に売られている2液性の淡色透明タイプを使用しました。しかし、これは不経済だったような気がします。500グラムパッケージ3個くらいで足りるかなと思ってはじめたら、買い足し買い足しで倍以上使ってしまいました。

お勧めは、後のFRP加工でもエポキシ樹脂を使うことにして、低粘度タイプを10リットル程度と粘度調整パウダーを買って、接着にも流用することです。

canoeglue1.jpg歪み調整

ステム(船首船尾)両端にビニール紐を渡して基準にし、芯の通りと左右の幅をチェックします。板材の寸法にそもそも狂いがなければ、ハル(船体)上部で左右幅が少々違っても問題ないと思います。むしろ、芯の通りが重要です。船首から船尾まで中心に来るべき部分が一直線上になるように念入りに調整します。
この状態で型崩れしないように、ステムおよび船底の数箇所を接着し、センタースウォート取り付け位置に適当な長さの角材をかませました。


canoeglue2.jpg接着

船体をひっくり返し、中央の合わせ目にエポキシ接着剤を入れていきます。
最初はヘラを使ってましたが、シリンジのほうが断然作業性がいいです。多少盛り上げて入れても、硬化後にはややひけてしまうので、再度盛り付けました。
中心ラインを接着しただけでかなりカッチリします。
この段階で形が決まってしまいました。


canoeglue3.jpg下地仕上げ

接着剤が硬化したら、はみ出た部分等を削り落としながら、気に入った形に整形します。
写真では小型のベルトサンダーを使っていますが、すぐに目詰まりして使いにくいです。ディスクサンダーで大まかに削り、手で仕上げたほうが楽です。

次の工程でガラスクロスを貼るので、あまりカクカクしてないほうがいいと思います。私はカクカクを残し過ぎてあとで苦労しました。


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2005年12月02日

カヌー製作備忘録・ステッチ

20030906141535N.jpg

だいぶ日が空いてしまいましたが、備忘録その4です。

ステッチ&グルー工法のステッチ作業、仮組み的な工程です。
切り出した板材どうしを銅線で留めていきます。ようやくカヌーの形が見えてきて、全工程中いちばん楽しい作業でした。

p2_1_2.jpg穴あけ作業

銅線を通す穴をあけます。
材のエンドから2分の1インチ(13ミリ弱)内側に6インチ(15センチ強)間隔であけていきます。本にも載ってる治具を作るのが効率的です。1x7インチの板の両端に穴をあけただけの治具です。ただ、この治具を使って穴あけすると隣り合う材の対応すべき穴の位置がずれていってしまいます。片側だけあけて、対応する材のほうは縫い止めるときに適当な位置にあけるのがいいと思います。


p2_1_3.jpgさねはぎ加工

板材の片側(船の下方側)に段差をつけます。製作本で特徴的な工法(著者はラップステッチと言っている)です。一般的なステッチ&グルー工法では板材どうしは突合せて留めていくようなのですが、このカヌーではこのさね部分の段差に、下に来る板材を引っかけて、若干重なり部分を作って組み上げていきます。このほうが作業性がよく、強度も出るようです。
深さ板厚の半分で8分の3インチ幅にラベットビットで加工。


p2_1_4.jpg前後端のさねはぎテーパー加工

前後端4インチ手前からさねはぎ加工を徐々に深くしていき、端でほぼ板厚分削るような加工が指示されています。これによって、仕上がり時に舳先部分で段差が徐々に消えるデザインになります。
私は材と同じ材(4ミリ厚)を4インチ長にカットし、削って2ミリ勾配をつけ、写真のように材に貼り付けて削りました。ビットを6ミリ出して削れば、想定どおりのテーパーがつきます。


20030906142804N.jpg
ステッチ

銅線は#20(0.9ミリ径)を使いましたが、あとで締め付ける際に結構切れたので#18くらいのほうがいいと思います。10センチ程度に切った銅線を穴に通して外側でよじっていきます。銅線は長めに切って使うほうが作業しやすいです。
銅線の代わりに結束バンドなどを使う例もあるらしいです。


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板どうしの連結が終わったところ

手でよじっていくだけで船の曲面になってきました。
ステッチは一家総出でやりましたが、案外簡単で1時間ほどでここまでできました。


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舳先も縫い留めます

この部分は結構重量がかかってきます。
写真のような状態に銅線で留めるのは簡単ですが、運ぶときに何本か切れてしまったり、歪みを微調整してもこの部分が動いてしまって台無しなんてことがありました。
船体の形に結構影響のある部分です。あとで何重にも補強した覚えがあります。


20030906174244N.jpg仮止め完了!

作業前は形を整えたりするのに結構手間がかかるんじゃないかと心配していたのですが、全然そんなことはありませんでした。手でよじって留めただけなのに、自然といい形に収まってしまいました。この工法は設計の良し悪しが重要ですね。

このあと、代わる代わる乗り込んで漕ぐ真似したりして悦にいってました。


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2005年09月30日

カヌー製作備忘録・木取り

製作本「The Canoe Shop」には、部材を切り出すためのレイアウト図面とともに、墨線を引くための座標値が載っています。材料の合板上にこの座標値をプロットし、プロットした地点どうしを滑らかに結ぶことによって部材の墨線を引きます。自作カヌーやボートの世界では、原寸大の図面からの型紙製作も少なからず行われるようですが、このような座標値プロットによる方法も一般的なようです。

さて、製作本では4フィート×8フィートサイズ(以下、4×8)の合板が前提になっています。私が用意したシナ合板は、3尺×6尺(以下、3×6)、つまり910mm×1820mmとサイズが違うので、部材をレイアウトし直さなければなりませんでした。

ハルは左右対称で、それぞれ5枚の部材で構成されています。片側の5つの部材は、2枚の4×8合板を長手方向に繋いだサイズ(4x16)から切り出されるレイアウトになっています。ビギナー対応のためか、はたまた木目を考慮してか、部材の並び順通りのレイアウトで部材のカーブの向きも揃えられておらず、かなりゆったりとしたレイアウトです。3×6合板では、長辺方向は2枚半必要になりそうですが、短辺方向は部材を180度回転させたり、順番を変えればなんとか詰め込めばなんとか3尺に収められそうな感じでした。

とりあえず、もとの座標値をExcelに打ち込みました。
製作本に掲載された座標値はインチ表記で、長辺方向一定間隔毎に上端を基準に短辺方向へ絶対座標が記されています。部材をレイアウトし直すために、これらを全て部材ごとの座標系(部材のある座標点を原点とした各地点の座標値)に換算しました。実は換算がとても大変でした。インチ表記なので、11-3/16インチマイナス8-13/32インチなどという計算をするのですが、電卓を使っても面倒で面倒で。米国人はこういうのスラスラできるのでしょうか? 電卓がUSB付き電卓というやつで、計算結果をUSB経由でExcelへ送信なんてことがカンタンにできるので、なんとか投げ出さずにすみましたけど。。

その後、部材ごとにひっくり返したり、並べ替えたりしながら、座標値を計算し直しました。そして、隙間なくレイアウトできるよう、部材どうしの隙間を最小部分で10ミリ程度取るように調整しました。その結果、3×6合板でも短辺方向に200ミリ強余裕があるレイアウトができました。

そして、墨つけ、切り出し、、

p1_4_2.jpg座標データに基づいて、基準点をプロットし、点を通る曲線を描きます。物差しとして適度に弾力のある1メートル程度の棒を用意しておくといいです。私は1辺4ミリの真鍮角パイプを使いました。

物差しをたわませて、基準点を通る滑らかな曲線にします。押ピンやテープで固定しながら少なくとも基準点を3つ通るように置ければ、きれいなラインが出ると思います。位置が決まったところで、鉛筆でなぞりラインを引きます。このラインで形が決まります。とにかく正確に基準点を通し、滑らかに描けくことが重要。



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ジグソーで切り出します。電子ジグソーだと、速度を微妙に調整できて切りやすいです。ジグソーブレードは、「木工超仕上げ用」というのを使いました。バリもほとんど出ないので、1ミリ程度の切りしろで切ることが出来ました。切りしろは少ないほうが後の作業が楽なので。



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角は、欠けないように先にカット。
その後、反対側から切り進んできます。
部材が4メートル以上の細長い板状に切り出されるので、変な力が加わらないように注意。

切り終えたら、カンナ、サンドペーパーで整形します。



p1_4_6.jpg部材の複製。

カヌーは左右対称なので、出来た片側の部材をもとに反対側の部材を切り出しました。トリマにスパイラルフラッシュビットを装着して切り出します。ビットの先に型に当てるベアリングが付いているので、合板の下に部材を押しピンで固定してテンプレートとして切り出します。トリマやルーターはこういうときには威力絶大です。5つの部材が、30分ほどで正確に切り出せました。


テンプレート側の部材は1枚仕上げるのに1時間はかかってましたから、トリマの威力絶大って感じでした。

posted by TA at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | カヌービルド

2005年08月10日

カヌー製作備忘録・合板のスカーフ接続

カヌーはふつう全長が12フィートから16フィート程度あるので、合板を使ってハル(船体)を作る場合には、何らかの方法で板どうしをつながなくてはなりません。あられ継ぎのような形態でつなぐ方法もあるようですが、ポピュラーなのはスカーフ接続といわれている方法のようです(製作本もそうでした)。接続する板をそれぞれ薄くそいでテーパーをつけ(この部分をスカーフと呼ぶ)、スカーフどうしを重ね合わせて接着します。こうすることで接続部分が厚くなってしまうなんてこともなく、少々曲げても大丈夫な長い板が出来上がります。製作本には、テーパー部分の幅を板厚の8倍取りなさいと書いてありました。

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4ミリ厚のシナ合板です。

5枚あります。5枚で14フィートカヌー1艇分のハル(船体)が切り出せます。



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スカーフを削りだしているところです。

4ミリ厚合板なので、スカーフ幅は8倍の32ミリ。5枚の合板を32ミリずつずらして重ね、動かないようにしっかり固定します。あとはカンナできれいな斜面が出来るようにひたすら段差を削っていきます。最初電動カンナではじめましたが、板がバタつくのですぐにあきらめ、手カンナで削りました。見た目難易度の高そうな加工ですが、考えるより生むが易しで、大きめのよく切れる手カンナがあれば問題なく作れると思います。



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切り出しが完了し、これからスカーフ接続する部材。

製作本では板の切り出しを終えた後にスカーフを削る段取りになっていますが、部材のサイズが揃ってるうちに削りだしたほうがよいと思って、私は逆に切り出しをあとにしました。



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台(コンパネ)に片方の部材をしっかり固定します。

接合部分が斜面になってるので、固定しとかないとあとで接着部分に圧力をかけた際にずれてしまいます。


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接続する部材のテーパーそれぞれに接着剤を塗布します。

製作本にも指示されているとおり、エポキシ接着剤を使いました。はみ出した接着剤で台のコンパネとひっつかないように間にラップを敷いています。このあと、固定してないほうの部材をひっくり返し、位置合わせしながら接続します。



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接着中。。

重しを乗せる前に手でウリウリ部材を押し、十分接着面をなじませると同時に余分な接着剤を接合部分から追い出すようにします。はみ出した接着剤は硬化後削り取ります。



p1_5_7.jpg
接着後の様子。

スカーフの先端がきれいではなく、いかにも接続しましたという感じで、この時点ではカヌーの仕上がりが思いやられてガックリきてました。しかし、実際にはこの上にFRP加工したりするので、厚みにさえばらつきがなければ、この程度の仕上がりでも目立ちません。


posted by TA at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | カヌービルド

2005年08月05日

カヌー製作備忘録・合板の調達

自作カヌーについて独立した記事カテゴリを作りました。
製作期間は2003年6月からおよそ1年間と過去の思い出なのですが、材料調達など最近になって聞かれたこともあり、何かの役に立てばと記録に残しておくことにしました。製作風景もそれなりに撮っていたし、自分自身の記録整理でもあります。

合板の調達

私が製作したプライウッド(合板)カヌーの作り方が載っている「The Canoe Shop」(以下、製作本)は米国で書かれた本ですので、合板のサイズは4フィート×8フィート(1219mm×2438mm)が前提になっています。厚みは、4ミリ厚か、丈夫に作りたければ6ミリ厚にしなさいと書いてあります。また、合板の規格についても詳しく述べられていて、オクメという樹種で作ったマリングレードプライウッド、規格でいうならBS1088とスタンプしてあるのを使うべきであると書かれています。エクステリアグレード(多分、JASの1類相当)などは使用してはいけないとあえて明記されています。素人にはこれらの意味するところとどう調達したらよいかが分かりませんので、それらをまず調べることにしました。

まずは、手近なところでネット上で情報を探しました。合板に関する規格や価格に関する情報はいろいろ見つかりました(この記事の「続きを読む」にあとで入れます)が、本にあるマリングレードやBS1088という規格の合板を日本で手に入れる方法についてはなかなか見つかりません。また、日本でも4x8(フィート)サイズの合板は手に入れられるようですが、やはり普通に流通している3×6(尺)サイズに比べると種類も数も少ないようです。

今回は合板の性能が重要なので、サイズは限定せずに探すことにしました。しかし、ネットでは製作本の著者が創設したCLC社とそこの製品を扱うカナイ設計のホームページで見つけるに止まりました。どちらのページにも価格が掲載されていますが、なかなかいい値段です。できればもう少し安く作りたいと思いました。

あるページで、フィンランド製のホワイトバーチ合板がマリングレードとして紹介されていました。値段は日本で調達するマリングレード合板の3分の1。4x8サイズが標準のようです。「よし、これにしよう」とサンプルを取り寄せ、見積りから注文書を送る手前までいったところで、表面が横目(短辺方向に平行に木目が通る)であることに気が付き、やめてしまいました。今から考えれば単にスカーフ接続(板を薄くテーパーに削って接着)すればよく、大した問題ではなかったのですが、当時は板の曲げが大きいところにスカーフ接続した部分が来るのはかなりマズイんじゃないかと思い込んでいました。本の指示通りの幅にテーパーを作ってきれいにつなげば、弾力も強度も問題ないことは実際作ってみてはじめて分かったことです。

そこで次には、近所のホームセンターめぐりです。厚さが3.3ミリや5.5ミリで3x6サイズの1類合板はありますが、4ミリ厚となると内装用の合板しかありませんでした。内装用というからには雨とか水に弱いのかなと店員さんに確認したところ、やはり耐水性はないとのこと。

困ったときのタウンページ、材木屋さんに片っ端から電話をかけることにしました。マリングレードの耐水性能とJASの特類で規定されている性能には違いがあるのかもしれませんが、とりあえずマリングレードや特類の合板はあるかどうか聞きました。結論からいって、厚さ4ミリや6ミリのものはありませんでした。マリングレードという言葉はほとんど通じませんでした。特類も知らない(!!)というところもありました。仕方がないので、途中からやや条件を広げ、1類も加えて聞いてみることにしました。しかし、4ミリというのもあまり需要がないのか、1類でも在庫があるところが見つかりません。

そうこうしているうちに、大きな材木市場内の中卸業者へ電話してしまいました。個人と取引はしていないということでしたが、1類のラワン合板もシナ合板も扱っているそうです。納めた材木屋さんで我が家の近所のところを紹介してくれました。このときにはもう4ミリ厚なら1類でもいいという気持ちになっていましたので、ようやく見つかってよかったという安堵感が先行しており、すぐに紹介された材木屋さんへ連絡を入れました。シナ合板で1450円ということで、さっさと購入を決めてしまい、その日のうちに入手してしまいました。

入手した合板をよくよく眺めてみると、芯にヌケが見られる板が数枚ありました。また、表面のシナ材は薄く、曲げに弱いような気がしてきました。そして、シナ材について調べてみると水に対する耐朽性がどちらかというと弱いとされる樹種のようです。これで作っていいのか不安になってきましたが、買ってしまったので使わないわけにはいきません。多めに買ったので芯のヌケは回避できそうです。素材が適当かどうかについては、そもそも1類ならそれなりの耐水試験に合格するレベルにあるのだからシナ材といったって問題はないはず、FRP加工すれば防水性も上がるし曲げ強度もかなり強くなるはず、シナ材でつくればきっときれいなウッドカヌーになるはず、などと無理やり好条件を作り、不安は一時棚上げとしました。







品名サイズ(ミリ)価格(円)
マリングレード合板1219×2438×410,500
ホワイトバーチ合板1219×2438×4 3,700
T1シナ合板 910×1820×4 1,450
T1ラワン合板 910×1820×4

合板価格調査(2003年6月)


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2005年03月10日

カヌー製作の参考書

enkei.jpg

カヌーを制作したときに参考にした本を紹介します。
ちなみに、一冊目に載ってる14フィートカヌーを作りました。当初、ウッドストリプカヌーを作るつもりでしたが、この本の表紙の写真を見て心変わりしてしまいました。
上の写真、西湖で撮ったものですが、こういう風景を夢見て作ってたので、我ながらお気に入りの一枚です。
ご参考まで。

thecanoeshop.jpg"The Canoe Shop: Three Elegant Wooden Canoes Anyone Can Build"
Chris Kulczycki
Ragged Mountain Press

カヌー・カヤック・ボート等のハンドメイドキットや部材で有名なChesapeake Light Craftの創設者がプライウッドカヌーの制作方法を紹介しています。著者がカヌー作りを始めたときのエピソード、工法、材料、工具、モデルの解説、実際の製作過程などが豊富な図や写真によって平易に解説されています。講師としての経験も豊富なようで、全く経験のない人でもこれ一冊あれば迷うことはないと思います。サイズの違う3つのカヌーの木取りデータも掲載されいますので、合板とか部材が揃えばその通りに作っていけます。
私の入手した版では、木取りデータのページに関するERRATAが付いていました。入手される場合はご注意を。


newkayakshop.jpg「新版カヤック工房―誰もが作れる美しい木製カヤック」
クリス・クルチェツキ著 久保正男・上田洋訳
舵社

「THE CANOE SHOP」と同じ著者によるカヤックの製作解説本の邦訳です。この本もカヌー本と同じような構成で平易にかかれています。違いといえば、こちらにはカヤックのデザイン過程に関する解説があります。材料や工具の解説、工程などはカヌー本と共通する部分が多いので、カヌー作りでも参考になると思います。日本語ですし。



otosancanoe.jpg「お父さんの手造りカヌー日記」
吉田憲司
文芸社

ストリププランキング工法によるカヌーとカヤックの製作記です。日本でウッドカヌーというとこの工法で作った美しい曲線をもつカヌー(ウッドストリプカヌー)をイメージする人が多いようです。1つ1つの工程を図入りで非常に丁寧に解説してあります。譲ってもらったストロングバック(船製作の元となる型)を使ったということで、制作するためにはその部分を別の参考書で補強する必要があるかもしれません。素人がいかにコストをかけずに上手に作るかを常に考えながら、日記風に時間を追って書かれているので、読み物としても面白いです。材料の入手先や価格も掲載されています。
posted by TA at 19:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | カヌービルド

2005年03月03日

カヌーの進水式のときの写真も載せちゃいます

saiko01.jpeg

家族紹介にカヌーの写真を使ったので、そういえばということで。。


マイカヌーが欲しくて昨年前半に作りました。
画像は、制作を手伝ってくれた人たちと進水式をしたときの記念写真。2004年6月19日、西湖のPICAというキャンプ場です。
ステッチ&グルー工法によるプライウッドカヌーという分類に入るカヌーで、合板を設計図のとおりにカットして、銅線で仮止めし、隙間に接着剤を詰め、表面をFRP加工して作ります。
無事に進水式が迎えられたのも、お手伝いしていただいたNさん、Sさんのお力があってこそ。
posted by TA at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | カヌービルド
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