2006年02月20日

50BM8プッシュプルアンプ完成

50bm8kansei.jpg

なんとか完成しました。
各部電圧を確かめて、出力段の電流バランスを調整して、音出しです。
スピーカーへ接続し、おそるおそる点火。
無事音が出ました。よかった。

第一印象、「おおーっいい音。でもちょっとおとなしめ?」
しばらく聞いて、癖がないってことかと思い直す。
全域に渡ってバランスがいいんでしょうね。
小型アンプにしては、低音は力強く、カッチリ感があります。


ソニーロリンスのサックスはかなりリアル。そこにいると思い込めば思い込める(?)。MJQもよかった。ボーカルものは艶っぽさがもう少し欲しい感じ。

ノイズは、無音時にスピーカーに耳を当ててみても、右チャンネルからごくかすかにハムが聞こえる程度。私の駄耳には全然OK。

全段差動って初めて作りましたが、いいですね。

50bm8kiban.jpg細かい部分はユニバーサル基板で

ラグ板立てての3D配線にも憧れますが、今回は潔くユニバーサル基板に実装しました。写真は、B2およびC−電源や定電流回路部分を乗せた基板。ちなみに定電流部はCRDやLM317を使用。放熱板つけるほどでもないでしょうが、一応。このほかに電源部のフィルタもユニバーサル基板に実装。
本の回路図とは若干定数を変えて、初段も出力段もほんの気持ち多めに流すようにしました。



50bm8haisen.jpg

1階部分

配線がかなりごちゃごちゃ。
MTサイズの複合管とはいえ、もう少しすっきりと出来そうなもの。やはり当初の予定通り電源は2階後室へ収めて、1階に出力トランス含め、信号系を集中させるべきでした。



50bm8backstage.jpg


2階部分

後室は出力トランスと基板が1枚あるだけ。
1階に比べれば随分すっきり。



50bm8kiwaku.jpg
木枠内側

ボリュームやスイッチ類を木枠に固定してしまったため、コード類がえらく長い。ノイズを拾うんじゃないかと心配でしたが、結果オーライ。

しかし、シャーシとひも付きになってるのは結構ジャマくさいです。次に作るときはアルミシャーシ側に固定するように考えます。


今回はひたすら現物あわせで作ったため、すっきりきれいにとはいきませんでした。
基板への実装もいきあたりばったりでジャンパがチラホラ。
それにもかかわらず一発音出しOKというのは、参考書「情熱の真空管アンプ」のおかげ。回路自体いいのでしょうけど、製作手順やアースポイントの解説が的を射ていて大変役に立ちました。まだテスターで各部の電圧を測った程度なのでなんともいえませんが、とても素性のよいアンプになってるような気がします。

それにしても、音出し前の緊張感と無事鳴ったときの達成感はもう病みつきです。
一応音は出ましたが、負帰還量を調整するなどしつつ、もう少し楽しみたいと思います。
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2006年02月13日

50BM8プッシュプルアンプ

50bm8.jpg

50BM8を使ったプッシュプルアンプを作り始めてしまいました。
45シングルもまだ途中なのに。

真空管アンプの勉強に大変役立つ情報がいっぱいあるぺるけさんのホームページでも触れられている16A8全段差動プッシュプルですが、著書「情熱の真空管アンプ」で詳しく解説されているのを読んでいるうち、

「そういえば50BM8だったら持ってたんじゃなかったっけ」

と探したら出てきました。
16A8とはヒーター電圧が違うだけ。

で、「自分だったら2階建てで間取りをこうしちゃって・・」などと考えるうち、結構組み立てやすそうだし、レイアウトに無理がないものが出来そうな気がしてきて、、
木切れ持ち出して「こうでこう・・」なんてやってたら、なんだか妙に熱中してしまって、、
・・あとは細かな部品実装ってところまでやってしまいました。

見た目、ぺるけさんの16A8アンプの面影も継承しつつ、サンハヤト40周年記念アンプのような気配もあるようなないような。。仏壇か移動人形劇のステージといったほうが近い?
そのうちステンドグラスの折り戸をつけるかもです。

50bm8naibu.jpg内部の間取り

2階建てで、1階が1部屋、2階が前後2部屋。

1階が電源部分と信号系回路の一部、2階前室に50BM8、後室に出力トランスと信号系回路の一部という構成です。本当は電源部分を2階後室にと思っていたのですが、寸法を間違えて仕方なく1階と入れ替え。

ちなみにトランスは、東栄のZT03とOPT−5P。OPT−5Pは、ネットではあまり作例が見つかりませんが、どうなのでしょう? 5670でPPアンプを作ろうかと以前仕入れたものの流用です。作例どおりの10Pに変えるべきか。

50bm8waku.jpg


木枠の製作

例によってタモ無垢材です。
外形がおよそ22(W)x24(H)x15(D)(センチ)です。

直線にカットして、ダボを入れてつき合わせていくだけなので簡単。


50bm8cover.jpg
背面板の製作

1ミリ厚のアルミ板をL字に曲げて、穴あけします。これ以外に、2階床板と間仕切り板も切り出して加工。1ミリ厚だとカッターで筋つけて曲げまげすればカットできるので楽ですね。

ACインレットが収まる部分は四角穴なので、例によってドリル穴を数珠繋ぎに。穴と穴の間をニッパーで切って抜き、ヤスリがけで仕上げます。

最後に、サンドペーパーを一定方向にかけて、手製ヘアライン仕上げ。


今回はひたすら現物合わせで作りました。頭使わず手だけ動かしてたような。。
ログハウスの図面引きで疲れ果ててたので、その反動か。
おかげで最後のほうは帳尻合わせが大変で・・
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2006年02月10日

スパイラルホーン・2台め

helix75p2.jpg

昨年10月19日の記事にはじまり、11月13日で一応完成をみたスパイラルホーン・スピーカーHelix-H75ですが、小さいのにいい鳴りっぷり、しかも素直(?)。
今回、知人への貢物として再び作りました。

懲りずにタモ無垢材を使用。
前回は材料が厚い分、縦方向を少し長くして容積を確保しましたが、今回はオリジナルの外寸と同じにしました。板厚が22ミリもあるのでダボつなぎで十分と決め付け、内部の補強材を省いて容積を浮かしました。

osmoeclear.jpg塗料

今回は、オスモカラーのエキストラクリヤーで白木に近い仕上げとしました。
塗装前と比べると、少し赤みがかっています。アセロラジュースで水ぶきするとちょうどこんな赤みが出そう?

ウェスにしみ込ませて、ササッと水ぶきするように塗り広げて完了。ニス塗りに比べれば全然簡単です。
安全性が高いらしいし、室内で塗装してもそれほどにおいが残らないのでとてもいいんですが、0.75リットル缶で4千円強というのはちとイタい。



出来立てホヤホヤを現在使用中のと聞き比べてみると、ホヤホヤはこころなしか薄っぺらな印象。エージングの必要性を実感できたということなんでしょうか。。

今回あらためてオリジナルのホームページ音の実験室を見てみると、なんとお住まいが隣街。なにはともあれごあいさつしておくべきでした。
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2006年01月01日

45シングル・トランス塗装

transhammertone.jpg

年末に更新しようと思っていましたが、年が明けてしまいました。
あけましておめでとうございます。

年末はなにかと忙しく、部品買出しもままならいないので、トランスを塗装しました。
45アンプの電源トランスとチョーク、ついでに小型アンプ用にでもと買っておいた春日無線変圧器の出力トランスも・・

hammertonepaint.jpg
塗料

ハンマートーン色のスプレーです。
何色かあるうちのグリーンを選択。

これで塗ると、塗面に鎚目のような模様が出るとのこと。
最近の某メーカー製トランスは黒一色からこの色にどんどん変更されてますね。ちょっとマネしてみました。

カインズホームで、確か1500円くらい。


pmc170hammertone.jpg塗装中・・

普通のスプレーより噴出される粒子が大きいような気がします。
したがって、どうしても厚くなってしまいます。
それでタレないかというと、普通にタレます。
それにしばらく時間がたつと、所々泡がつぶれたような穴が出来てしまいまいした。塗料内の金属粒子(?)が凝集することで模様ができるようですが、そのせいでしょうか?

2度塗りすると割合よさ気に仕上がりました。
実物はハンマートーンもしっかり出ています。
ただ塗膜がかなり厚くなってしまい、はめ合いがキツくなって組立てに若干苦労しました。


45singlemodulation.jpgちなみにアンプのほうは・・

参考書をいくつかあたると、初期の回路ではまずいところがあるようです。
また、欲が出て45と2A3兼用にすることにしました。

それから、腹案あって天板の初段管が来るところを四角くくり抜いてしまいました。
カタチになる前にあちこちいじってしまうのはよくない傾向・・


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2005年12月15日

RCAケーブル

belden8412rcafinal.jpg

hiroyuki-hondoさんにいただいたBeldenの8412というシールド線でRCAケーブルを作りました。
2芯シールドなので、XLRのバランスケーブルに仕立てるのもアリではありますが、我が家では使い回しが利かないので今回はRCAに。

belden8412rca1.jpgケーブルとプラグ

結構な長さのケーブルをいただいてしまいました。とりあえず、1.5メートルを2本作ります。

RCAプラグは、カナレのF−10です。秋葉原センターをひと巡りして、1個280円で購入。ネットでケーブル自作をあたるとNeutrikのプラグも定番のようですが、今回は馴染みのある国産品にしました。


belden8412rca2.jpg皮むき

かなりしっかりしたケーブルです。外装とそのすぐ下の頑丈な繊維は引っ付いていて、むくのもひと苦労です。頑丈な繊維の下は薄い紙状のテープ、その下にシールドメッシュ、さらにその下にガラス繊維のようなメッシュ、そして被覆線2本と何本かの麻素材っぽいヒモ。造りからは堅いケーブルを想像しますが、実際はかなりしなやか。


belden8412rca3.jpg末端処理

セミバランス接続なる方式を採用。片方のシールドは束ね、もう片方は切り落とします。束ねたほうのシールドは白線と一緒にコールドに。
巷では8412は字の読める方向に信号も合わせるといいとか、シールドは出口側でつなげだとか、いや状況によっては入り口側にもってくるべきだとか、、うーん、うーん。。
とりあえず、字の読める方向で出口側でシールドを。


belden8412rca5.jpg
熱収縮チューブで覆う

シールドを切り取ったほうは、シールドメッシュが暴れても大丈夫なように、念のため熱収縮チューブで覆っておきます。
この前までに、スリーブ等の部品は忘れずにケーブルに通しておきます。スプリング状の保護スリーブはちょっときつめの径でしたが、無理やりはめてしまいました。


belden8412rca4.jpgハンダ付け

線とプラグのハンダ付けする部分にはあらかじめ呼びハンダしておきます。
ハンダごては60Wを使用。15W程度のでは多分無理。
ハンダの銘柄までこだわったりすることもあるようですが、私は普通のでやっちゃいました。
ハンダ付け後、ぐらつかないように根元をペンチでかしめ、ケーブルに固定します。


belden8412rca5.jpg
さらに熱収縮チューブ

接続箇所全体を熱収縮チューブで保護しました。

あとは、あらかじめ通しておいたカバー本体をしっかりねじ込めば完了です。



高級感漂うケーブルができました。加工精度のいいプラグはシュポって感じでやわらかく挿さって、しかもしっかり感があります。
なんかすごくよさげです。
hondoさん、ありがとうございました。
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2005年12月09日

45シングルアンプ・木枠製作

45single45kiwaku.jpg

ベース木枠の加工を始めました。
丸みを付けたり、ターミナル用の穴をあけたりしなければなりませんが、とりあえず。
木枠の分だけ外側に広がったので、間延びした感が多少薄れたかも・・
単に見慣れただけってことも、、

45singlekiwaku.jpg木枠はタモ材

スピーカー製作のときに余った板を使いました。
幅150ミリの板材を丸ノコで縦に割いて、トリマで仕上げた結果、72ミリに。
接着後、天板はめ込みのため内側に段差を付けました。
結局天井高65ミリで、63ミリのチョークトランスを収めるにはぎりぎり。
トリマでの加工には、スパイラルストレートビットと直線ガイドを使用。


trimersjig.jpg
直線ガイドとトリマ

直線ガイドは、ベニヤ板にアルミアングルを接着剤で貼り付けただけの簡単なものです。トリマや丸ノコでは定番の自作治具だと思います。
反りや歪みのないアルミアングルを大きめのベニヤ板に貼り付け、トリマのベースをアングルに確実に密着させて滑らせるようにベースとなるベニヤ板をカットして作ります。このガイドは、カットしたときのトリマとビットでしか使えませんが、精度も使い勝手も非常に良好です。このガイドだけでサブミリオーダーの精度が出るようになりました。ガイドには写真のようにクランプを引っ掛ける幅を残しておくと便利。

ちなみに、トリマはリョービのTRE−55です。細身でソフトスタート機能があるので、手持ちでの細かな加工にはもってこいです。


45single2a3.jpg
2A3を差し込むと・・

45より大ぶりで、出力トランスと高さが揃うので、バランス的によい方向。

45と2A3なら、いくつか部品を追加すれば兼用アンプになりますね。


45single811a.jpg811Aを差し込むと・・

いっそのこと300Bだとどうかと思って、およそ同サイズの811Aを。
中央は5Z3や274Bに見立てた2A3。WE製の300Bや274Bなんてとんでもないことになりますが、EHとかならそのうち何とか買えるかもと。
2列目は充実しましたが、その反動で1,3列目がさびしい。ドライブ能力的にもさびしいはず。
811Aもカッコいい。ピカーッと眩く光る姿をいつか。。


45single808.jpg
808を差し込むと・・

私にとっては虎の子の電球顔808も差してみました。
808はやっぱり個性的ですね。
この球は電源トランスもドライブ方法も変えないと使えないでしょうね。ヒーターも確か7.5V。
かろうじて使いまわせるのは出力トランスのみ?


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2005年12月05日

45シングルアンプ・レイアウト

45singlelayout.jpg

アンプ天板の加工をはじめました。
アルミ板3ミリ厚、38x28センチ。
何かのふたに使われていたものから切り出した廃物利用。
ちょっと厚過ぎって感もなくはないですが、サイズがちょうどよかったので。。

現物を並べてレイアウトを決めたのですが、いざ穴あけを終えてトランスと真空管をはめ込んでみると、ちょっと間延びしてしまったような・・トランスの並びなんて特に・・
そもそもサイズ的にバランス悪いような・・
まあノイズ拾わないくていいかな・・
・・なんてぼーっと眺めてたら、「あれっ、チョーク・・忘れたっ」
が〜ん。もはやスペースがありません。
一応重心を気にして、トランスの後ろを広めにあけてありますが、さすがにチョークは乗りません。ケース内部に収めるしかないですね。収まらなかったら、電圧安定化はTrで。


45singlebase.jpg天板最終形

大きな穴は、ボール盤で数珠繋ぎに穴をあけ、ニッパーで穴間を切断、その後ヤスリがけ。
放熱用の穴等はきれいな円型に仕上げるべく、下穴をあけてからリーマー代わりに6ミリドリルを通しました。下穴は、小さ過ぎてもおむすび型になってしまうので、ほどほどの5.5ミリ。
小穴は面取りビットでさらい、大穴はカッターやヤスリでバリを落とします。
表面をサンドペーパーで磨いて終了。


45singlevol.jpg使用予定のアッテネーター

100Kオーム。Lパッド型(どのレンジでも信号経路には2つの抵抗以外入らない)らしい。Aカーブかどうかは未確認(^_^;)

このアッテネーターとJAMESのトランスは通販で台湾から調達。
2年前、JAMESが値上げするというので慌てて購入。ただ、トランスみたいな重量物は船便でも輸送料が高く、お得感はほんのちょっと。

posted by TA at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作オーディオ

2005年11月30日

45シングルアンプ・プランつづき

ef86_45single.gif
昨日なんとかでっち上げた回路ですが、電源部分から書いてみました。

NFBはとりあえず初段カソードに入ってますが、未決定。
整流管は45と同じサイズの80にしました。80は内部抵抗が大きいようで、350Vからでないと330V取れなさそうです。


内部抵抗といえば、EF86も心配なので、45のグリッド部の抵抗値を大きくしました。45の規格では、自己バイアスで1MオームまでOKのようです。

机上でこれ以上検討する能力はないので、あとは実験しながら修正していくことにします。修正能力もかなり怪しいですけどね。。
なにはともあれ真空管だけは壊さないようにしなくては。

ネットで検索かけてたら、那須好男さんの著書にEF86・45のアンプがあるそうです。既に絶版で注文できず。ヤフオクその他で古本を探しましたが見つかりません。うーむ、見たい。見て直したい。
posted by TA at 00:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自作オーディオ

2005年11月29日

45シングルアンプ・プラン

45singletubes.jpg

「地球の子供 a child of the earth」のhiroyuki-hondoさんからいただいたアルテックのスピーカーを鳴らすにはアンプがいるな〜っと思って、なんとなくプランを。。

いきおいからいってスピーカーを作るべきなんですが、今いちばん貧弱なのはどう考えてもアンプです。なにしろ現役は5670パラシングルだけですから。。
昔は中学時代に作ったトランジスタアンプなどともに、実家居間に鎮座していたTRIOのシステムコンポ、大学時代にバイトして買ったKENWOODの?(型番忘れました)がありましたが、6年ほど前の実家の火事(裏の家の物置から出火してなぜかうちが全焼・・)で焼けてしまいました。

真空管の手持ちは、パワー管はあまりないんですが、なぜか45は6本もってるので45でいきます。せっかくの45でもあるし、2段構成でシンプルにいきます。

で、初段は5極管にします。高域に特徴のある45をドライブするのに5極管というのもいかがなものかとは思うのですが、とりあえずどうなるのか使ってみたい。手持ちの5極管では、5693、EF86あたりがなんとなくマッチしそうな気がします。比較的数が揃っているEF86で実験することにして、回路を起こしました。

ef86_45single_L.gif暫定増幅部回路

一応45とEF86の動作点はロードラインを引いて検討しました。
その他の部分の抵抗やコンデンサーはアリものを決め打ちではめ込んだだけです。
このままで動くかどうかわかりませんので、参考になさらぬように・・ まずいないでしょうけど
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2005年11月13日

また小型スピーカー・お色直し

helix75paint.jpg

白木も良かったのですが、ニス塗りしました。
今回は少し重厚感を出そうと、こってり系に。


helix75nisu.jpg

今回使ったニス

ホームセンターで普通に売ってるウレタン系の油性ニス。オーク色。
スピーカーというと赤茶や黒のイメージなので、ちょいはずしたところで黄褐色系(?)に。

清涼飲料のペットボトルを切ってカップ代わりにし、やや細身のニスバケを使いました。
このほかペイントうすめ液も用意。



helix75kugidai.jpg
塗装台

合板の切れ端に釘を3本打って台にしました。

底面を塗ったらすぐにひっくり返してこの上に置き、他の面を塗ってしまいます。
釘先の跡は気にしないことにします。パッと見わかりませんし。このほうが一気に塗れて効率いいし、分けて塗るよりきれいかと。。

完璧を期すなら、スピーカー取り付け口で固定する治具を作って、浮かして塗るのでしょうね。



helix75nuri.jpg途中経過

3回目くらい。

朝ニス塗りして出勤、夜家人が寝静まってからペーパーで研ぐ。・・を完成までに結局7回。

厚く乗せるとすぐ垂れてくるので、表面を軽く濡らす程度に薄く塗ります。
濃度は塗面の刷毛目が1分くらいで消える程度に調整。

遅々として進まないので、早朝2度塗り計画とかいろいろやりたくなりましたが、我慢。



helix75horn.jpg
塗り終りのスパイラルホーン部分

今回の塗りバケは当たりで、毛があまり抜けず、毛先も上手く思い通りのところを通ってくれました。確か200円しなかった。

この後、家具用ワックスをかけて終了。
めずらしく規則正しい作業サイクルで進めていましたが、週末天気が崩れるとの予報で最後のほうでちょっと急いで(削り過ぎて厚く塗って・・)しまって、若干ムラになったところもあります。

やはり手早くやってのんびり待つが基本ですね。



あっさりとワトコオイルかオスモカラーで仕上げるのも悪くなかったかもしれませんが、これはこれでまったりとテカって、ジャズなんか聴く夜の風景にはマッチしそうです。
そういう風景、我が家にはないですけどね。
posted by TA at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作オーディオ

2005年10月30日

また小型スピーカー・スパイラルホーン完成

helix75kansei.jpg

やっと完成しました。
木肌からくる質感は奮発しただけのことはあったような。。
側板をノックすると予想通り野球のバットのようにコーンといい音(^_^;

先週土日は結局ほとんど時間が取れず仕舞いでした。
平日もあれこれあって、睡眠不足の日々。
この土日はどちらか一日自由時間にしていいと寛大な措置が講じられた(感謝感謝!)ため、いそいそと製作に。。

helix75front.jpgフロント部材

スピーカーユニットおよびスパイラルホーンのための穴をトリマであけ、表からホーン穴を面取りしてアールをつけ、裏に取り付け補強用にパイプ径にくり抜いた合板を貼ります。
トリマで円形にくり抜くときは、テンプレートを作ってフラッシュビット等で抜くほうが確実です。4ミリ厚のベニヤ板をサークルカッターで切り抜きテンプレートを作りました。

スピーカーユニットのマグネットカバーが大きく、板との隙間が数ミリしかありませんでした。音抜けを心配して、隙間を拡大すべく取付け穴の裏側を少し面取りしました。



helix75naibu.jpg

内部の様子

スパイラルホーンは、接着する面をサンドペーパーで荒らし、エポキシ接着剤で固定。

吸音材は、断熱材として売られているロックウールを使いました。少なめにするつもりが、結構入れてしまいました。



helix75sime4.jpg

接着中・・

面倒なので板材は全部接着です。
調整は、スピーカー取付け穴から(?)

手持ちのFクランプではとどかないので、締め具を作りました。
全ネジに蝶ナットなので締めるのが面倒ですが、締めつけ力は十分。



接着完了後、角をトリマで面取りしてアールを付け、あとはひたすらサンディング。
スパイラルホーンの軸の先端に、芯に使ったラミン丸棒の残りを丸く削って作った突起を付けてみました。


さて音ですが、、

ユニットの外観から、キラキラした音を想像していたのですが、大外れ。
スッキリしっかりした音です。鳴るべきときに鳴り、余計な音は出しませんという感じ。
余韻のようなものは非常に少なくて、そっけなく聞こえることもあります。
ですが、解像度が高いというのでしょうか、鳴ってる楽器がごちゃ混ぜにならず明瞭で、定位も良好、臨場感はかなり高いと感じました。低いほうも、ズシンとはきませんがかなりがんばって出ています。打楽器やウッドベースを弾く音がかなりリアル。

妙な響きはなく、無理なくすーっと音が出てる感じです。
ボーカルものが少し艶っぽく出てくれるのが好みですが、こういうモニター的なスピーカーもいいですね。
しばらくはセッティングやら機器の組み合わせやらで楽しみたいと思います。

このスピーカーユニットもスパイラルホーンという方式もポテンシャル高いと思いました。自分なりにいろいろやってみるのも面白そうです。
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2005年10月21日

また小型スピーカー・箱作り

spiralhako.jpg

箱作りをはじめました。
材料は、タモの無垢材で、厚みが22ミリ。
かなり奮発してしまいました。

ほんとうは15ミリ厚合板の予定でした。
仕入れに近くのホームセンターに行くと、厚めの合板がなぜかありません。ジョイフル本田(荒川沖店)ってかなり大型のホームセンターで、いつもは山ほどあるんですが・・
地震の影響? ・・なわけないですね。

明後日の日曜は幼稚園の運動会があります。
「土曜日は場所取りに並んでこいっ!」と指令が出ています。
週末で作ろうと思うと、ホームセンター巡りをしてる余裕はなさそうです。

ふと気が付くと、タモ材の前。

「あっ、これにしよう!」
「まてまてっ、無垢材って音的にどうなんだ?」
「これだけ厚けりゃ内部損失もそれなりに」
「堅いからきっと響くぞ・・」
「タモだから野球のバットみたいな響きかも!気分いいかも!」
「ほんとか〜?」

しばし葛藤の末、試してみることに。

オリジナルと同じ容積とするため、板厚が増えた分少し大きめにカット。
木工用ボンドをぬって突き合わせ、もはや百均の大人気定番商品らしいFクランプで締め上げます。
posted by TA at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作オーディオ

2005年10月19日

また小型スピーカー

spiralhornzai.jpg

先日、コイズミ無線に寄ったときに、SA/F80AMGという8cmスピーカーユニットを衝動買いしました。マグネシウム合金のコーン、ピチピチのゴムエッジ、大きなマグネット。見た目すごくレスポンスよさそうに見えました。全体の作りもしっかりしています。小型ユニットでは最近評価が高いようです。

指の怪我もだいぶ良くなってきたので、リハビリかねて小型スピーカー作りをはじめてみました。少し前に作った2ユニットバスレフが無事引き取られ、ちょっとさびしくなってたところでもありまして。。

箱は、バックロードホーンにしようかとも思ったのですが、このユニットを使った3D−スパイラル・ホーン・スピーカーというのが評判よさそうです。ホームページには丁寧な制作手順から測定データまで公開されています。こういうご努力にはほんとうに頭が下がります。今回は、スパイラルホーンがいかなるものか勉強の意味で、コピーさせてもらうことにしました。


spiralshin.jpgスパイラルホーンの主要部品

筒の中にこのらせん状の隔壁を収めるとホーン部分が出来上がります。
らせんは同じ間隔ではなく、出口に近づくにしたがって少しずつ広がっています。

芯は15ミリ径のラミン丸棒、らせん隔壁は2芯VVFケーブルを積層です。VVFケーブルの代わりに紙テープを使ったり、板材をずらしながら重ねて作るなどいろんな作り方があるようです。



spiralmaki.jpg
作り方は?

丸棒に指定寸法で印をつけ、印を通るようにVVFケーブルを巻いていきます。
VVFケーブルは油分をふき取り、瞬間接着剤で固定していきます。

2.0ミリの銅単線が入っているのでちょっと堅く、とっかかりで戸惑いました。慣れてくると滑らかにうまく形をつけられるようになります。巻きのアールとともにケーブル自体を若干ひねるように癖をつけるとよいようです。
結構楽しい作業。



spiral.jpg塩ビ管への収め

VP75という肉厚の塩ビ管で、内径およそ75ミリです。近所のホームセンターで長さ50センチに切って売られてました。

これを指定の15センチに切り、内側をサンドペーパーで荒らし、らせん隔壁を押し込みました。
VVFケーブルは5段巻きで若干きつめのいい具合になりました。収めた後、瞬間接着剤を隙間に流し込んで固定します。きつ過ぎて入りそうにない場合は、オリジナル通り接着剤をエポキシにして、筒内壁にあらかじめ塗りこんでおくと潤滑油代わりになって入りやすくなると思います。



VVFケーブルを材料にこういう工作をするのは初めてでしたが、いざやってみると思ったより簡単で、見た目も上々です。最初は半信半疑でしたが、変な響きもなさそうで、いい材料に目をつけましたねと思い直しました。

まだ箱作りがありますが、どういう音がするのか今から楽しみです。

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2005年09月16日

DACキット製作・NOSDAC2

nosdac.jpg

デジタルアンプを引っ張り出すついでに、DACキットも引っ張り出して、部品実装しました。ちょうどいいコンデンサーがないのを口実に止まってたのですが、やり始めたら無理やりです。大事に取っておいたオーディオ用部品を論理回路に使ったり、やたら大きいフィルムコンを足を曲げて突っ込んだり。。

モノはNOSDAC2というh_fujiwaraさん配布のDACキットの1つです。h_fujiwaraさんは、個人開発DACキットの配布活動の草分けともいえる方です。コスト度外視で物量投入してるものなど、個人ならではの面白いキットがあります。参照:お気楽オーディオキット資料館(こちらも「お気楽」でした。うっかりしてました)

PCM1700というDACチップを8個使って、4パラ差動構成で動作するそうです。
ノンオーバーサンプリングと8倍オーバーサンプリングが切り替えられるのも特徴。

鳴らすには、あとRCA端子等々調達して配線すればOK(?)

実は、オリジナルを作ろうと思って、別に部品を集めたりしていたのですが、3月にh_fujiwaraさんのキット配布再開を知って、たまらず予約購入してしまいました。聞き比べにいいかもなんて、、結局どちらも進んでませんでした。

pcm1738.jpgオリジナル製作用に集めた主要チップ。どれも既に変換基盤には載せました。

左端はインターフェース用のCS8414。

真ん中の2つがDACはPCM1738。マルチビットとデルタ狽フ2方式を折衷したような変換方式。デジタルフィルタ内臓、DSDにも対応。などなど、多機能にも関わらずDACチップとしては安価だった(確か千円しなかった)ので購入してしまいました。SSOPの半田付けは覚悟していましたが、動作設定するのにレジスタへ書き込む必要があるとは知らず、マイコンまで投入する羽目に。

右端は秋月電子のPIC877マイコンボード。

別にひょんなことからPCM1702も入手してしまったので、1738は日の目を見ないかも。とはいえ、どちらもメド立ってません。


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2005年09月14日

スピーカー・8cmフルレンジ2発バスレフ−その後

bassref85.jpg

やっと完成しました。とっくに出来ててよさそうなものでしたが、いろいろと手を広げ過ぎておろそかになっていました。

さっそく試聴してみました。

フルレンジユニット2発にしたおかげか、ボーカルものは元気よくなってるような気がします。低音は、下はそれほど出てないようですが、量感はあり、ポップス系を普通に聞いてる分には不足は感じないのではと思います。この辺は狙い通りで、無理してない普通のバスレフになっていると思います。

しかし、スピード感というかすっきり感というか、そういうところはいまひとつかもしれません。同じFF85Kというユニットを1つ使ったバックロードと聞き比べると、あきらかにもたついた印象です。方式の違い、2発と1発の違いはあるにせよ、もう少し何とかならないかという感じです。新品ユニットだし鳴らしはじめたばかりということもあるかもしれません。また、出力1Wのアンプで駆動するのもきついかもとは思うのですが。。

実際はデジタルアンプで駆動する予定なので、引き渡すまではカマデンキットのデジタルアンプを押入れから引っ張り出してきて、エージングがてら様子をみようと思います。
posted by TA at 10:14 | Comment(6) | TrackBack(0) | 自作オーディオ

2005年07月25日

スピーカー・8cmフルレンジ2発バスレフ

ef85kw.jpg

春先にログ仲間に頼まれていたのをようやく作り始めました。棚に置いて手軽に使える小型スピーカーということで、コンパクトで設置条件がシビアでないものを目指します。

ユニットは、FostexのFF85Kという直径8cmの小型フルレンジです。本来のご用命は、アルテックブランドのPC用スピーカーに内蔵されてるユニットを使って箱だけ作ってくれということだったのですが、とりあえずは扱い慣れてるもので実験することにしました。以前、FF85Kを使った小型バックロードホーンを作り、結構いい鳴りっぷりで、常々違う箱も作ってみたいと思っていたのでした。

今回はとりあえず2発にしてみることにしました。ユニットが小さいので、やはり低音増強対策が必要になります。ダブルバスレフやタンデム方式などというのもあるようですが、ここはオーソドックスに普通のバスレフでやってみます。無理に下の方まで伸ばすことはせず、無い音は出ないと割り切って設計してみました。

設計といっても今はいろんな支援ツールがあります。フリーソフトのWinISDや、ウェブページで数値の入力するだけのスピーカー設計プログラムもあります。

これらにいろいろ数値を入れて検討したところ、容積5.5リットル、バスレフの開口直径5cmで長さ5.3cmとすると、108Hzあたりでほどほどに持ち上げた周波数特性になりそうで、とりあえずこれに決定。箱は内寸で12(w)x27(h)x17(d)です。

箱の材料は、15mm厚の合板です。近所のホームセンターで、片面につき板のようにきれいなラワン材を張ってある合板を見つけました。値段がシナ合板のおよそ3分の1ということで即採用となりました。3x6サイズの板をカットコーナーで、長辺方向に20cm幅を1枚、残りを12cm幅で切り出せるだけカットしてもらいました。箱を作るときには間に挟まれる部材の寸法を揃えたほうが作りやすいように思います。あとのカットは自分で行います。丸ノコで切って、ルーターと簡単な自作直線ガイドで仕上げます。

50maru.jpg丸穴加工

別途4mm厚のベニヤ板でテンプレートガイドを作り、これを両面テープで材料に貼り付けてフラッシュビットで抜きます。

ルーターは自作の台に上向きに取り付けています。
テンプレートだけ丁寧に作れば、きれいな穴があけられます。しかも早いです。



flashbit.jpgフラッシュビット

Whiteside社の1/4インチシャフト、スパイラルストレートフラッシュビットです。

先端に刃と同じ径のベアリングがついています。ベアリングの縁にテンプレートが当たるように使います。刃がらせん状になっていてとても滑らかに切れます。何本か使い潰していますが、どれも精度が良かったです。安心して使える道具の1つです。



bassreff.jpg丸穴加工後のバスレフポート材料

積層してパイプにします。
テンプレート通りの形に切れるので、にやけてしまうほどきれいに揃った穴が出来ます。積層しても段差はほとんど出来ません。軽くペーパーがけしてやれば、きれいにツライチに仕上げられるでしょう。

今回は全部穴を開けてから積層しましたが、穴をあけた材料に穴なし材を接着し、穴あき材のほうをテンプレートにして一段ずつ抜きながら作る方法もよいと思います。



まだ組み上がっておりませんので、視聴結果などはまた後日。
posted by TA at 20:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自作オーディオ

2005年03月13日

真空管アンプ

5670single.jpg

昨年作った真空管アンプです。

5670パラシングルアンプと言えば大体のことはお分かりでしょうか。出力1Wに満たないヘナチョコアンプです。
真空管は初段、パワー段とも5670という型番の球です。真空管のことを球とか管と呼びます。ちなみに、評価の高い真空管を銘球、期待外れの真空管を駄球などといったりもします(あくまでもオーディオで使った場合のことのようですが)。ロシアで製造されてる真空管をロシア球とかロシア管。ロシアや中国では現在も真空管が製造されていて、そういうものは現行球、現代管などと言ったりします。

アンプは実験機として作りましたが、音の変化が面白いので解体せずにそのまま使っています。5670という球にはいくつか同等管(ほぼ同じスペックで差し替えて使える真空管)があって、これらを差し替えながら聞いています。初段もパワー段も同じ球なので、いろんな組合せができるのです。

同じ5670という型番をもつ球でもRCA製とGE製では明らかに音が違います。RCAのはよくも悪くも中庸で、強いていえばボーカルに艶があるような気がします。GEは低音に迫力があるものの甘い音(悪くいうとしまりのない音)という感じです。
Western Electricの396Aという球は全域にわたって非常にかっちりした忠実な感じで非常にクリアな音。GEの球に比べて値段が十数倍するだけはあります。
案外いいのが6n3というロシア球。現在も製造されているらしく値段も安いのですが、396Aに近い音です。396Aに比べると低音が少し増強されたような感じです。

396Aを手に入れたときはありがたがって、オール396Aで聞くことが多かったのですが、しばらくするとちょっと面白味に欠けるかななんて気がして、ここ最近は初段に6n3、パワー段RCA5670という組み合わせが多いです。少し艶っぽく聞こえて、ボーカル向きだよななんて勝手に満足してます。これを初段・パワー段で逆の組み合わせにすると不思議なことに6n3だけの音に限りなく近い感じになってしまいます。

ほぼ同特性なのに、真空管だけ入れ替えてまたまたそんな、って感じですかね?
私も電気的特性に若干差があるにしても、音に艶とかってどうよと思うほうだったんですけどね。。

それにしても、Seesaaのジャンル分けにオーディオってないんですねえ。仕方ないか。
posted by TA at 01:10 | Comment(14) | TrackBack(0) | 自作オーディオ
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