2006年12月01日

蜜蝋ワックス

20061201beeswax.jpg

なんのこっちゃわからん写真ですが、蜜蝋ワックスのテストをこんなところでしてました。

我が家は白木の部分が少なくて、すぐに塗るところがなくなってしまいました。やむを得ず子供のお絵かき用ちゃぶ台の裏にも手を出す始末。表は子供からペンやクレヨンで攻撃を受け、裏はオヤジに変なもん塗られ、かわいそうな状態。

蜜蝋ワックスの調合で目指していたのは、、

  白木の色はなるべくそのままに
  塗り広げやすく
  塗り込んだ直後からべとつかず
  乾きが早く
  十分な艶と保護を与える

といったところ。使う立場としてはそういうのがほしいですよね。でも、作るとなると難しい。

20061201umbrella.jpg傘の柄にもヌリヌリ

柄のニス仕上げにヒビが入ってるとイチャモンをつけ、ペーパーがけして、試験体に・・

左が白木の状態、右が荏油と蜜蝋を主成分とするワックスの2回塗り。乾き具合や保護性能はいい感じでしたが、荏油の影響からか焼け(黄変)が比較的強く出ました。


いろいろ試してみた結果、現時点での私のお勧めは、蜜蝋:桐油:亜麻仁油=1:1:3で混ぜたものに揮発油を少々です。揮発油は、私の場合、油絵用のラベンダー精製油を使いました。
この調合で上記目標を満足したとはいえないのですが、そこそこバランスのいいワックスになってると思います。薄く塗りのばせば、べとつかず、翌日にはしっとりいい感じです。色味は透明ワックスをかけたような色(?)。ラベンダーオイルは、塗りのばし易さと塗った後のサラサラ感で有利なような気がして入れてます。家では安物の芳香剤のにおいとか言われて評判悪いですけど。

20061201tools.jpg
調合に使った道具と材料

湯せんカップ、計量カップなどは百均。ふた付き試験管はホームセンター。

材料は、蜜蝋、植物油各種。蜜蝋は養蜂場、油は塗装油取扱い店。アロマ用品や健康食品などのコーナーでも揃うようですが、高い。蜜蝋もラベンダーオイルも亜麻仁油も4倍超。精製技術が違うとかいうことでしょうかね?


posted by TA at 20:09 | Comment(4) | TrackBack(0) | ウッドクラフト

2006年11月22日

塗装油実験4

20061112sample.jpg

先週金曜日(11/17)の写真。3回目の塗装から3日後の様子です。
わかりにくいのですが、個々の状況は前回の報告と全く同じ。
もう少し日を置いてみたほうがいいのかな・・

で、下が本日(11/22)の様子。
わかりにくくてすみません。肉眼だと差が歴然なのですが、、

20061122sample.jpg

菜種油以外はかなり乾燥が進みました。
菜種は17日時点とほぼ同様、菜種+荏の乾燥があともう少しという感じ。
亜麻仁、桐、荏、亜麻仁+桐、菜種+桐は乾燥。亜麻仁+荏がほんの少し(部分的に)油が転写しましたが、誤差(?)といっていいかも。

中5日は開け過ぎたかもしれません(週はじめ人間ドックだったもんで。。)が、菜種油以外は1週間あれば乾燥するものと思ってよさそうですね。

そういえば温度条件書き忘れてました。水草水槽の上で常時20℃前後です。

posted by TA at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | ウッドクラフト

2006年11月14日

塗装油実験3

20061112sample.jpg

3回めを塗る前に、前回同様黒紙で乾き具合をチェック。

桐油の乾燥が速いのは前回と同じ。あと、桐油混合油と他の油との差がはっきりしてきました。桐油混合油は、ベースが亜麻仁油でも菜種油でも乾きが早いようです。

それから、塗装油実験1の写真と比較すると分かるのですが、油がどんどんにじんで無塗装部分に上がってきています。菜種油が顕著で、全面塗ったみたいになってます。亜麻仁油、荏油もかなり上まで。桐油はにじみが少ないです。混合版は、混ぜた油の傾向を合算したような。。各回とも余白を残すように塗っていたので、油の性質でそうなったと考えて間違いないかと。

乾燥の進み具合とともに油の粘度が関係してるのかもしれません。菜種油はサラサラ、桐油はネットリ、亜麻仁油、荏油はその中間という感じ。塗料としては浸透性も気になるところなので、その辺もっと詳しく調べられるといいですね。

ちなみににおいですが、菜種油は気になるにおいはなく菜種油のにおい(?)。亜麻仁油は菜種油のにおいを若干濃くしたような感じ。桐油は、香ばしいピーナッツのような強いにおいで、嫌なにおいではありませんが、四六時中嗅いでたらうんざりするかも。荏油は英国のタンスのにおい(??)。嫌ではないし、強くもないけど、独特で部屋に充満したら困るかも。それから混合油は、桐油、荏油それぞれのにおいに支配されてます。混合比1:1ですから、そんなところでしょう。

で、とりあえず3回めを塗りました。2回めと比べて見た目に変化はないので、写真は省略。

これはこれで乾燥の進み具合等経過観察。その後、外に出して色あせ等劣化の様子を観察したいと思います。油の色味が比較できませんでしたが、ガラスにたらして様子をみるとかするべきですかね。

posted by TA at 09:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | ウッドクラフト

2006年11月11日

塗装油実験2

20061111sample.jpg

2回めを塗る前に乾き具合をチェック。
指の感触はどれもスベーっとして乾いてるような乾いてないような・・
ということで、黒い紙を上において、ペンの後ろで3往復こすってみました。
写真はその紙をひっくり返して撮影。

わかりにくいですが、微妙に油分が転写されてます。
で、全然転写されなかったのが桐油。あとは似たり寄ったりなのですが、心持ち少なそうに見えるのが桐油配合の混合油。

一般的に、乾燥が速いのは荏油で、順に桐油、亜麻仁油、菜種油といわれていると思いましたが、今回は桐油が先に乾燥しているようです。

20061111kiriyubin.jpg
桐油ビンの口

油が固まったようなモノが口の周りに付着。一昨日はなかったと思います。ねっとりしてるように見えましたが、触ってみるとパリパリ。

ほかの油はこういうことになってません。
やっぱり乾燥が早いってこと?


20061111sample2.jpg
塗装2回め

1回めよりは艶が出てきたように思いますが、油種による違いは相変わらず判別不能。

3回塗る予定でしたが、回数を増やしますかね?
実際使うときは重ね塗りしたとしても2、3回でしょうから、当初の予定通りにしたほうがいいような気も。。耐候性も調べたいし。


油もおもしろいですけど、蜜蝋ワックスにハマりました。
夜な夜な油を煮ては調合・・
魔法使い?
不気味。
posted by TA at 17:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | ウッドクラフト

2006年11月10日

塗装油実験1

20061110sample2.jpg

木片に、入手した油を塗ってみました。
菜種油、亜麻仁油、桐油、荏油、亜+桐、亜+荏、菜+桐、菜+荏の8種。

混合サンプルは、とりあえず混合比1:1です。混合版では、コストパフォーマンスが良さそうな亜麻仁油を主体に調合したいと思ってます。菜+*は比較用。

亜麻仁油、桐油、荏油は、乾性油といって時間が経つと酸化重合して硬化します。菜種油は、半乾性油と呼ばれていて、硬化はするのですが時間がかかるそうです。ちなみに、椿油やオリーブオイルは不乾性だそうです。

1日毎に1塗り、3回塗り重ねて様子を見たいと思ってます。

1回塗ったところでは、色、光沢ともほとんど差がありません。
あえていえば、桐油が微妙に濃いかも・・


・・これだけじゃちょちょっと油塗って所要時間10分。物足りないので、、

20061110beeswax.jpg実は蜜蝋も入手

ミツバチの巣から作られる蜜蝋。塗料、ろうそくなどの他、口紅の材料にもなってるそうですね。最近はアロマテラピーでも需要があるとか。。

私が入手したのは黄色味が強く、香りもまさに蜂の巣のそれ。蜂の巣のにおいは、以前に市主催の養蜂講座に参加したときの記憶。ここは養蜂講座がある市、なんです。


20061110yusen.jpg

油と湯煎にかけてみる

蜜蝋を小さく切って、亜麻仁油と荏油でそれぞれ。
こういう実験、楽しいですね。


20061110wax2.jpg適当な缶に流し込む

30分程置いてたらバター程度の硬さに固まりました。
一応、蜜蝋ワックスのつもり。
テレピン油等の揮発油でのばす手もあるのでしょうが、今回は乾性油ベースで作りました。ベースの違い(亜麻仁油、荏油)は見た目では判別できず。

白木の家具にちょこっと塗ってみましたが、なかなかいい質感。


経過はまた後日。
posted by TA at 20:26 | Comment(4) | TrackBack(0) | ウッドクラフト

2005年03月16日

木馬

mokuba.jpg

木馬です。作ったのは確か1年ほど前。
当初は娘も喜んで遊んでましたが、今では単なるオブジェです。

材料はタモの集成材です。22ミリ厚。棚板用途でホームセンターに置いてありました。両面ともきれいに仕上げて売られてるので、こういう木工にはいい素材だと思います。見た目はもちろん、手触りも強度も申し分ありません。わりあい堅い木なので加工に時間がかかるのが難点かもしれません。どちらかというと重い木でもあります。自作カヌーのガンネル(船体の縁の部分)等にも使いましたが、それは失敗だったかも。

加工は、材料が堅いので電動工具頼りです。使ったのは、丸ノコ、ジグソー、ドリル、トリマー、ベルトサンダー、ランダムサンダー、・・・。ハンドツールとして、かんな、のみ、ハンマー。ただ、この程度の木工なら、ジグソー、ドリル、トリマー(と根性)があれば、ほとんど不便はありません。

段取りとしては、図面を起こし、材料に形を書き(墨付け)、ジグソーで切り出し、サンディングして整形、トリマーでホゾ組み加工や角を丸くする(面取り)、組み立て&ネジ止め、です。同じ形の部材は片方だけ切り出し&整形したら、それをテンプレートにしてトリマーで複製します。ストレートフラッシュビット(先端に刃と同じ径のベアリングが付いているビット)を使えば簡単にできます。

ジグソーはいいものを使うべきです。
以前は子どもの頃に買った安物のジグソーを使っていて、ジグソーとは曲線切りをおおよそのところで切り取るときに使うものだと思い込んでいました。スイッチを握ると闇雲に高速上下動するだけなのでバタバタして使い辛く、糸ノコ盤で届かない部分などを切るときにしか出番はありませんでした。

ところが10年ほど前に某一流メーカーの電子式ジグソーに変え、刃もそれなりのものに替えたところ、1ミリ以内の精度でバリもほとんど出さずに切ることができるようになりました。オービタル機能(刃の動きが楕円軌道を描く機能)を適宜調整すればサクサク切れてくれるし、スーッと調子よく進んでいくと切るのが楽しくなるほどです。角材などをガイドにすれば、直線切りも案外きれいに出来ます。

よく言われることですが、弘法筆を選ばずはやはりそれなりのウデがないと当てはまりませんね。
posted by TA at 03:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ウッドクラフト
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。