2005年03月13日

真空管アンプ

5670single.jpg

昨年作った真空管アンプです。

5670パラシングルアンプと言えば大体のことはお分かりでしょうか。出力1Wに満たないヘナチョコアンプです。
真空管は初段、パワー段とも5670という型番の球です。真空管のことを球とか管と呼びます。ちなみに、評価の高い真空管を銘球、期待外れの真空管を駄球などといったりもします(あくまでもオーディオで使った場合のことのようですが)。ロシアで製造されてる真空管をロシア球とかロシア管。ロシアや中国では現在も真空管が製造されていて、そういうものは現行球、現代管などと言ったりします。

アンプは実験機として作りましたが、音の変化が面白いので解体せずにそのまま使っています。5670という球にはいくつか同等管(ほぼ同じスペックで差し替えて使える真空管)があって、これらを差し替えながら聞いています。初段もパワー段も同じ球なので、いろんな組合せができるのです。

同じ5670という型番をもつ球でもRCA製とGE製では明らかに音が違います。RCAのはよくも悪くも中庸で、強いていえばボーカルに艶があるような気がします。GEは低音に迫力があるものの甘い音(悪くいうとしまりのない音)という感じです。
Western Electricの396Aという球は全域にわたって非常にかっちりした忠実な感じで非常にクリアな音。GEの球に比べて値段が十数倍するだけはあります。
案外いいのが6n3というロシア球。現在も製造されているらしく値段も安いのですが、396Aに近い音です。396Aに比べると低音が少し増強されたような感じです。

396Aを手に入れたときはありがたがって、オール396Aで聞くことが多かったのですが、しばらくするとちょっと面白味に欠けるかななんて気がして、ここ最近は初段に6n3、パワー段RCA5670という組み合わせが多いです。少し艶っぽく聞こえて、ボーカル向きだよななんて勝手に満足してます。これを初段・パワー段で逆の組み合わせにすると不思議なことに6n3だけの音に限りなく近い感じになってしまいます。

ほぼ同特性なのに、真空管だけ入れ替えてまたまたそんな、って感じですかね?
私も電気的特性に若干差があるにしても、音に艶とかってどうよと思うほうだったんですけどね。。

それにしても、Seesaaのジャンル分けにオーディオってないんですねえ。仕方ないか。
posted by TA at 01:10 | Comment(14) | TrackBack(0) | 自作オーディオ
この記事へのコメント
実はケーブル大好き人間でして・・・blogには音響的なことは、今はあまり書く気がしないので書きませんが。そのうち載せますかね?
電源ケーブルの一番お買い得は、オヤイデ電機のメーター2000円のケーブル2mにAETとフルテックのプラグとコネクターを付けて1万円位の自作ケーブルがお薦めです。僕らの間ではロジウムメッキはロジウムの音しかしないので金メッキタイプを使っています。(安いし)効果は絶大で、特にミキサーなどトランス電源には最適です。SPもアンプ内臓のジェネレックなどにつけると、中低域がしっかりして別物のSPになります。違う職業のものに「聞かせてほしい」とのことで、聞かせたところ、「何で!!!」との言葉しか出てこなかったのを覚えてます。
LINEケーブルですがベルデンの8412のファンでギターのシールドなど作るとGOOD、有名ねMケーブル相手になんないです。知り合いのミュージシャンに本番前渡したところ早速使用していただき、その時はバンドの中での音だしでしたので、中々良い見たいとの事。数日後、携帯に興奮して電話があり、スタジオのマーシャルダイレクトに使ったところ、「何このケーブル!!!」との事。
先日もミュージックフェア−で伊勢正三さんが自分の作ったケーブル使ってました。他にも高鈴のアッキーとか野呂一生さん渡辺香津美さんなど色々な方に使っていただいてます。
ミキサーからAMPまでこのケーブルを使うと、同僚も頭抱えてしまうほど音が変わります。不思議なのは決して悪い音にはならないことです。このケーブルにクライオーディオ処理を大金を払い実験したところ、音が甘くなってしまいました。残念!大量に一度に処理すれば安くなるのでと思ったのですが。

引越しでALTECのユニット出て来ました。ただ、ネットワーク・ハイユニットは大丈夫だと思うのですが、ウファ−は張り替えないと使えないです。まだ前の家にあるので正確な型番わかり次第お知らせします。お使いになるようでしたら前に約束した通り送ります。



Posted by hiroyuki-hondo at 2005年10月20日 15:56
なるほど!
参考にさせていただきます。

貧相な自作品ばかりなので、あまりケーブルにはこだわってなく、WEの絹巻きスズメッキ線をちょっと使ったりする程度で贅沢な気分に浸ってました。
お話をお聞きすると試してみたくなりますね。
ベルデンの8412なら気軽に試せそうです。

私は使いませんが、職場には液体窒素や液体ヘリウムを使ってるところがあちこちあります。頼めば何かのついでに漬け込んでくれるかもしれませんが、クライオ処理っていうものそう簡単なものではないのでしょうね。
オーディオの世界は結構素材の物性をウリにする傾向がありますけど、やはり最終的には結果としての音ですよね。いろんなものを聞いてる方のご意見は大変参考になります。

ALTECユニットをいただけるのは大変うれしいです。
しかし、ほんとにいただいていいのでしょうか?
ネット上でのお付き合いで、しかもまだ日が浅い私なんぞが。。
Posted by TA at 2005年10月20日 19:56
たいしたユニットではないので遠慮なく!あまり大型の物ではありませんし。8412は巻きでありますので必要なメーター言っていただければ一緒に送ります。休日が忙しい仕事なので来週にでも型番調べて送ります。
Posted by hiroyuki-hondo at 2005年10月21日 00:06
ネットワーク
MODELE N1501-8A
Hi
QC47???表は13cm弱 裏はマグネット10cm位厚み4cm強

ウファ−
30cmこれは破れてるので使うようでしたら張替えが必要。

8412は必要なメーター教えてください。

必要なもの書いて住所、TELメールアドレスまでお願いします。
Posted by hiroyuki-hondo at 2005年10月24日 11:57
なんと!
ありがとうございます!

後ほどメールいたします。
Posted by TA at 2005年10月24日 22:38
ユニット、どうもありがとうございました!
いろいろ試してみたいと思います。

ウーファーは、ボイスコイルもコーンもしっかりしていて、ウレタンエッジを1コ新調すればOKのようです。ウレタンエッジ交換をやってみたかったので、とてもありがたいです。

ほんとうは、ウレタンエッジ交換をすぐにやってそのレポートをしたかったのですが、当てにしてたところのが付かなくて、調達し直しになってます。

システムを組んでも駆動するアンプがないので、それも作らないとなどと考えています。
また進展ありましたらご報告します。
Posted by TA at 2005年11月10日 12:44
はじめまして、カヌー作りとか興味しんしん内容です。
恐れ入ります。このアンプは、どのような回路で作られているのでしょうか?
もし参考の回路図有れば、教えてください。

宜しくお願いします。;)
Posted by TK at 2007年03月15日 08:10
TKさん、はじめまして!

そういえば、カヌーは全然更新していませんでした。
FRP加工のときの写真を探さないといけないんですが・・

これの回路図も、当時手書きでつくったのがどこかにあるはずなんですが・・
整理が悪くてすみません。

ただ、ごく普通のコンデンサ結合のシングルアンプですので、ほかにも参考例(よりよい例)はあるかと思います。
たとえば、、

http://www001.upp.so-net.ne.jp/asano/5670.html

この方の回路との違いは、私のは電源部分がシリコンブリッジ整流なのとチョークが1つだけなこと、あと多分私のほうが欲張ったロードラインで設定してあるんじゃないかと思います。特に後段は、私のやつのほうがプレート電圧が高く、電流を多く流してるような気がします。
私のアンプは球が非常に熱くなってしまうので、この方の設定のほうがバランスいいかもしれません。

驚いたことに、この方、「魅惑の真空管アンプ」の浅野勇さんの息子さんなんですね。アンプの姿といい、部品配置といい、ただものではないと思いましたが。。
初段の手前でチョークを入れるのもレギュレーションにはいいかもしれませんね。
Posted by TA at 2007年03月16日 08:48
TAさんコメントありがとうございます。

回路の件OKです。だいたいこれで終段200V?位で初段130V?位かなコンデンサ
の容量少なく昔のやり方で風ですね(これでB電圧思ったほど上がらない?)
でも結構 味のある音出そうで面白そうです。(トランスの使いなど))

僕は、13年程前までシーカヤックで遊んでいましたが、もう体力が、落ちで
きて波乗り、スノーボードにも行かなくなり近年は、電子工作一本です。

木工も好きですからカヌー作りもやりたいが。。。当分ちーぷアンプ作りです。
では、 ;)
Posted by TK at 2007年03月16日 19:35
TKさん、

シーカヤックやってらっしゃったんですか。
海、気持ちいいでしょうね。
シーカヤックに乗ったことはあるのですが、海ではなく湖でした。

MT管アンプって面白いですよね。
完成したら、どんな感じか教えてください。
Posted by TA at 2007年03月18日 23:06
年半分を上海で暮している日本人です。中国、武漢の友人と遊びでガレージ.アンプ.ワーク.ショップを立ち上げ、EL34pp、2A3シングル、12V6シングル、6V6単段プレート.チョク型ライン.アンプを中国市場で販売しています。昨年秋から安価なライン.アンプを提供するために6C45Pi単段(WE437A相当管)ライン.アンプを製造品目に加えました。6N3は現地でも簡単に入手できるので、使ってみたのですが、データ.シートが見つかりません。もし、できましたら基本的な使い方をお教え下さい。尚、6C45PiはGmが大きく、初段、ドライバー、パワー管なんでもござれの優れもので、単段で2Wの出力を確保でき、ミュージカリティー豊かな球です。ガラスは多分、チェコ製の厚いクリスタル、マイクロフォニック.ノイズ等無縁の構造です。航空機に搭載されていたようで、6C33CBと同じ頃製造されたものです。
Posted by Maruuten at 2009年01月01日 18:44
Maruutenさん、はじめまして。

6n3のデータシートですが、以下に、、

http://cityradio.narod.ru/spr/tubes/russian/detail/6n3p_2.html

ロシア語ですが、全く読めない私でもなんとなくスペックが読み取れますし、Ep-Ip(多分^_^;)グラフがあるので、役に立つと思います。

6C45Pも面白そうな球ですね。50mAも流せるらしいし、手元にあったらいろいろやってみたくなりそうです。
Posted by TA at 2009年01月07日 21:50
6N3データシート有難うございます。中国内で6N3入手できました。マイナス、プラスどちらの領域でも使用できる優れた球ですね。広東省で6N3を使用した基板つきキットが販売されているのを見つけました。

6C45Piで製作したラインアンプは中国内で販売中です。 最初の開発モデルは友人に譲って、第二世代のリファイン版も友人に譲り、今年の旧正月休みに私用目的で右0.027mV 左0.031mVと低い残留ノイズの6C45Pi単段ラインアンプを完成させました。 使用した部品は圧着Y端子、スミチューブ、ハンダ、以外は全てジャンク箱から拾い上げたスクラップ備品で構成されています。
Posted by 駿河屋 (Maruuten) at 2009年02月16日 21:14
5670と6N3は、そのまま差し替えで使えるのですか?この2種類の単球プリアンプを所有してます。
Posted by にゃおにゃお at 2012年11月29日 23:52
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