2008年09月02日

確認済証

2008029kakuninzumisho1.jpg

先週、ようやく確認済証がもらえました。
前回レポートから、審査担当者との面談2回、メールのやり取り数回。
すんなりとはいきませんでしたが、なんとか。
・・でも、なんとかなるもんですね。
証書をながめるたびニヤけてます。
お世話になった方々に感謝。


昨年6月の法改正以降、建築確認申請はハードルがドーンと高くなってしまいました。改正前になにがなんでも申請すれば良かったんですけど、「木造はそんなに難しくならないらしい」なんて噂を小耳に挟んだもんで、つい。。

しばらくして調べてみると、建築士さんが設計する小規模な2階建てまでの木造住宅(4号建築というらしい)の場合には建築確認の特例というのがあって、申請書類の軽減措置があるのですが、シロウトには適用されないことが判明。噂の源は多分これで、いやもう大後悔。

書き方さえ分からないのに作るべき書類がいっぱい。ログハウスということもあって、情報が少なく、まさに暗中模索。いろんな本やネットで情報を漁り、あちこちの窓口へ問い合わせたりして徐々に知恵をつけ(ここが長かった)、図面を書いては直し(ここも長い)、まだまだ目的地が見え〜んと思っていたところを知り合いの建築士さんが針路を示してくれ、未完成の書類を携え確認検査機関へ出向き、相談と修正を繰り返し(ここは案外短かった)、ようやく漕ぎ着けました。途中、手漕ぎボートから高速船に乗り換えようと思ったことも度々でしたけど。。


各々の経緯は追々レポートにしたいと思います。
とりあえず今日のところは、役に立った文献のご紹介を、、

20080828reference1.jpgセルフビルドの参考書

手づくりログハウス大全(地球丸)
まず最初に手にしておくべき本。ログハウスを建てるのに必要な情報が図や写真入りで分かりやすく網羅されています。建築中もしょっちゅうお世話になる本です。
「自分でわが家を作る本」(山海堂)
在来工法の住宅が題材ですが、シロウトが家を建てるには何をすればよいかがよくわかります。出版元解散で入手できるのは古本のみになってしまいました。

どちらも役に立つ実務的情報がいっぱいの本ですが、読み物としても楽しいです。ページをめくる度に夢が膨らんで、想いは未だ見ぬ自分たちの城って感じ。「自分でわが家を作る本」の著者は、(本のもととなった)DIY 日曜大工で家をつくるというとても充実したWebサイトを開設しています。

20080828reference2.jpg技術基準や施工方法の参考書

・「丸太組構法技術基準解説及び設計・計算例(2003)」(日本建築センター
日本のログハウス建築の基準。前半は国交省告示411号の解説、後半は設計と構造計算の事例集。
・「丸太組構法工事共通仕様書」住宅金融支援機構(旧住公)
住公基準を満たすための仕様書。壁と開口部の釣り合いや根太のスパン、接合部をどうするかなど具体的な指示や数値がたくさん。

ログハウスを建てる際には、手づくり大全とともに丸太組構法工事共通仕様書は必須だと思います。建築確認が不要な場所に簡単な構造で建てる場合は、この2冊だけで十分かもしれません。しかし、仕様書からはみ出るような形にしたり、数値の算出や算出根拠を示さなければならない事態には技術基準解説がどうしても必要になります。
どちらも一般書店では手に入りにくいと思いますが、発行元の通販サービスで手に入ります。

20080829reference5.jpg基礎に関する参考書

・「小規模建築物基礎設計の手引き」(日本建築学会)
現在はこれの改訂版「小規模建築物基礎設計指針」が出ています。基礎の寸法をどうしたらよいか分からないので買いました。土地のチェックポイント、調査方法、基礎の設計方法が解説されています。
「ひびわれのないコンクリートのつくり方―失敗から学んだ施工・監理の秘訣」(日経BP社)
施工方法を知らずに形を決めるのも怖いし、評判のいい本らしいので。配筋や型枠の情報はあまりありません。

これらは、普通にマイホームを建てる場合にも、チェックポイント拾い出しや煙に巻かれないために役立つんじゃないでしょうか。

20080828reference3.jpg建築確認申請の参考書

確認申請マニュアル コンプリート版(エクスナレッジ)
これがあれば申請書類が書けるようになります。建物規模別に具体的事例を上げ、法改正後の必要事項、それを図面にどう記載するかがバッチリ書かれています。下記雑誌記事の大幅増強版。
「建築知識」 2007年 09月号(エクスナレッジ)
「暗闇に一筋の光明というのはこれか!」と実感させてくれた雑誌。改正後の建築確認のポイント解説、必要事項リスト、口口図はこう書くべしという記事に感涙。

20080828reference4.jpg確認申請マニュアルの中身はこんな感じです。建物毎に各図面が具体的に載っていて、必要事項に関する注意書きが示されています。
ただ、シロウトが建てる小規模建築に該当する特例がない木造2階建てパターンそのものは示されていないので、必要事項リスト(これは特例なしパターンの記載あり)を見て、木造3階建てでの該当部分を参照するなどひと手間必要になります。大した手間ではありませんが・・
また、関係法令の解説本は兼ねられないので、別途そういう本や法令自体を読み込んでおく必要はあるかもしれません。

なにせ情報が少なかったので、これら以外にも施工図面の書き方や施工管理マニュアルみたいなもの、ツーバイフォーのマニュアルや実践記(結構見つかる)、納まり図集など、いろいろ読みました。紹介した本以外にも役に立ったものはありますけど、多分これくらいあればいける(?)と思います。


さぁて土木工事するぞ〜
posted by TA at 23:09 | Comment(4) | TrackBack(0) | ログハウスビルド
この記事へのコメント
良かったですね、大変な時期に取れましたね。私の地域は建築届けです。まだ建築ちゅうですが
Posted by イチジク at 2008年09月03日 06:30
イチジクさん、ありがとうございます。

昨年は大混乱だったようでが、最近はずいぶん落ち着いてきているようです。落ち着いてきたから自分なんかでも出来たんでしょうね。
でも、大変でした。一度分かるとどうってことないことが多いんですけど、分かるまでが大変で。

こういうことも建設地を決める重要なポイントですね。

Posted by TA at 2008年09月03日 23:27
おめでとうございます!
すごいです!!その一言に尽きます・・・。

改正後の状況は体験していないのですが、
それ以前の申請もやはり大変な作業で、ザル申請書を作って勿論つっかえされ、先輩によく怒られていたことを思い出しました。
友人から聞く話では、改正後はめちゃめちゃ大変になったらしく
今まで設計という仕事が楽しかったのに
この申請の件ではじめて辞めたくなったと漏らす人もいるくらいです。

その中で、偉業をなしえたTAさん。スゴイ!
これから完成を楽しみに邁進してください!
Posted by whitecoat at 2008年09月05日 08:53
whitecoatさん、ありがとうございます。

ちっちゃな建物の申請なんで、「偉業」なんて言われるとこっぱずかしいです。

改正法は、建築確認段階で建物のほとんどのことを決めて検証しておくべしってことで、ユーザーの不安解消には有効だとは思うんですけどね。でも、増えたコストは誰が? そして、それで本当に正しい建物ばかりになればいいんですが・・・

とりあえず、うちは完了検査が無事終了するように、正しく工事しようと思います。
Posted by TA at 2008年09月06日 00:24
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